Netflix「ハリー&メーガン」 エピソード2の感想

ヘンリー王子とメーガンのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』。エピソード1の感想を多くの方に見ていただいたようで・・・関心の高さがうかがえる😏

今回はエピソード2を見た感想を、ストーリーに沿って。ネタバレ注意!

2016年、2人の交際が報道され、世間の厳しい目にさらされるハリーとメーガン。さらにメーガンの口から、学校、家族、俳優としてのキャリアなど、ハリーと出会う前の日々が語られる。

ハリー&メーガン | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

エピソード2の出だしは、ヘンリー王子とメーガンが車に乗るシーンから。どこかに移動するときに、パパラッチに追われてることについて、運転手さんと話す2人。固定カメラとは言え、撮影できるほどの余裕があるのは確か。

エピソード1では登場していない、メーガンの母ドリアさんのインタビューも。ドリアさんにとってもこの5年間は厳しいもので、母としての体験を聞いてもらいたいと。ドリアさんの話している内容はごくごく当たり前なことだった。ドリアさんが話している姿を初めてみたけれど、メーガンによく似ていると思った。

ヘンリー王子とメーガンの交際が公になった時のことについて「ニュースが出た直後はほっとした。話していなかった人からメッセージが殺到した。みんな喜んでくれた」とメーガンは言っていたけれど、交際発覚前から仲良くしていたミリー・マッキントッシュさんから暴露されてしまったから、なんかわざとらしくも聞こえてしまった・・・

ミリー・マッキントッシュさんについてこちらに記載。

交際発覚後、メーガンの生活は一変。多くのパパラッチからつけられ、脅迫状まできて警護までつけたそう。ヘンリー王子が”イギリス王室の王子、女王の孫”だから、相手がメーガンではない別のアメリカ人女性でも同じ状況になったと思う。

人種差別的な報道がされたことについて、王室は「誰もが通る道。何も言うな」のスタンスだったけれど、最終的にメーガンの報道に関する警告を発表。ウィリアム皇太子は大学時代に知り合って、結婚までの間が長かったこともあって、キャサリン妃も同じくこの洗礼を浴びていた。もちろん、もれなくキャサリン妃の家族についてもアレコレと書かれていた。メーガンはここにさらに人種問題もあったわけだから、大変だったろうな・・・

いよいよウィリアム皇太子、キャサリン妃と初めて会った時について。「敗れたジーンズに裸足だった。私はハグが大好きだけど、嫌がるイギリス人も多くいるって気付かなかった。でも急速に理解した、外での礼儀が中でも持ち込まれることを。」と意気揚々と話しているように見えたけど、これはメーガンが悪いわけでも、ウィリアム皇太子夫妻が悪いわけでもないと思う。一般人であっても育った環境や家族との距離の取り方・接し方、普通と思っているマナーが異なることは多くあると思う。でも礼儀については、メーガンも学ぶべきだったし、何よりヘンリー王子が教えてあげればいいのに・・・

故エリザベス女王と初めて会った時は、直前まであうことをメーガンは知らなかったそう。「アメリカ人なら分かるはず。中世のショーみたい。こんな風におじぎするの。」と言ってカテーシーを披露。既に出回りまくっている、ヘンリー王子の隣で座っているメーガンがカテーシーをするシーン・・・まったく関係のない私も不快に思った😑神妙な面持ちで「カテーシーは知らなかったからとても緊張した」とか言えばいいのに、表情とかカテーシーをその場でやる仕草からして小ばかにしているようにも見えた。ユージェニー王女夫妻も立ち会ったそうで、終わった後「よくできた」って言ってくれたらしい。

赤毛の次男が、聡明な美女を連れてきたことに家族は驚いていた。アメリカ人女優ってことが最初の判断を曇らせた。」とヘンリー王子。イギリスにもイギリス王室にも、女優やハリウッドに対する先入観があるらしい。そこまで売れていたわけじゃないのに、そんなに“ハリウッド”だからって思うのかは少し疑問。そしてイギリス王室の皆様が感じた思いは、今となっては正解だったと言わざるを得ない状態なのが皮肉。

メーガンは女優として、肌の色が問題になって俳優生活は大変だったけど諦めずに、SUITの役を獲得。女優としてにとどまらず、ブログ(The Tig)やボランティア活動にも精を出していたメーガン。それはヘンリー王子にもつながるとこで、結婚前に2人を強く結びつけた要因でもあったそう。

ヘンリー王子は「心底好きになったのは、一生一緒に過ごす相手と心が言ったから。彼女よく知ってからも、心の声が彼女は完璧だと言っている。メーガンに会えたのは、干し草の山から針を1本見つけ出すようなもの。」とメーガンとの出会いに感謝しているよう。

そしてプロポーズの話。ロウソクを立てて~等、楽しそうに説明していた。婚約から発表までの間、内輪で婚約パーティをしたり楽しんだそう。(割愛🙏)

婚約が発表された時のイギリス人のインタビューで、メーガンは王室を変えるか?の質問に「有色の人に対して差別をする人がいる。メーガンが王室に入れば人の考え方が変わると思う。」と答える黒人少女(あえての表現です。)本当にこの子の言う通りで、メーガンだからこその可能性を多く秘めていた期待にあふれた2人だったと思う。

この婚約が発表されたとき、イギリスはちょうどEU離脱問題が激化していたときで、移民問題が議論の中心になっていたそう。「移民という言葉を人種を示す暗号。気が気ではなかった。タブロイド紙が節度のある行動をとれるのか、宮殿側がタブロイド紙を説得できるのか。」と著述家のダヴィッド・オルソガさん。EU委員会は英国に関するECRIC報告書の中で、政府が今対策をしてメディアを抑制しない限り、すでに存在する文化戦争が肥大化すると報告したそう。

最後は、婚約のお披露目写真撮影の様子を映しながら「その時は、まだ人々の言うことを信じていた。これは一過性でこれから良くなる。最初だけ。心配ない。結婚したらよくなる。彼らも慣れると言われた。でも私が頑張っても、良い振る舞いをしても関係ない。彼らは私を破壊する手段を見つける。」と語るメーガンでエピソード2は終了。

エピソード2の見せ場は間違いなく、メーガンがカテーシーをしたところだと思う。ヘンリー王子、よく許せたなという感じ。メーガンの幼少期から始まりメーガンの話が多いエピソードだから、エピソード1のレソトのように、ヘンリー王子の良い人ネタも仕込んでくれると、見やすかったかも。

Netflixのハリー&メーガン見終わったら、こちらの映画も見る予定。
Amazon.co.jp: ヘンリー&メーガン -ロイヤルファミリーへの道-を観る | Prime Video
Amazon.co.jp: ヘンリー&メーガン -ロイヤルファミリーからの決別-を観る | Prime Video

引用:ハリー&メーガン | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

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